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がん検診・PET検査

がん検診の中で、通常の検査であるレントゲン等では、
発見が難しかった小さながん、それを発見することが可能になった検査があります。

それが「PET(ペット)検査」と呼ばれるものです。
「PET」というのは「陽電子放射断層撮影」という意味になり、
ポジトロン・エミッション・トモグラフィーの略になります。

通常のがんは身体の不調や腫瘍が出来てから発見されることが多く、
その時点ではある程度までがん細胞は成長してしまっている状況になります。
一般的には、一センチまでは早期発見となり、完治することも可能です。

その大きさまでは人それぞれですが、
通常10〜20年ほどの時間をかけて直径一センチまで成長し、
1センチを超えたところから急激に増殖し、完治することが困難な大きさになってしまいます。

今まではその一センチを越えないとなかなか発見が難しかったのですが、
PETと呼ばれる検査は、5mmから発見することも可能な検査になります。
なぜそれほど小さながん細胞も見つけることができるのでしょうか?

それはPETが今までと違う方法で探し出すからです。
がん細胞は通常の3〜8倍ものブドウ糖を消費しています。
その性質を利用して検査を行っているのです。
検査する時にはブドウ糖に良く似たFDG(フルオロデオキシグルコース)という薬剤を注射し目印にします。
それをPET装置で撮影することでFDGが集まるところに、
がん細胞があるかもしれない、という風に発見することが可能になりました。
また、悪性度が高いものほど、ブドウ糖を多く取り込むことから、悪性の可能性があると言う事です。

しかし厄介なのはがん細胞の、すべての「早期がん発見」につながる訳ではありません。
PETにも弱点があります。

1、胃や食道などの動く消化器官はあまり粘膜に発生するような、ごく早期のがん。
2、ごく小さながん細胞が点在しているばあい。
3、糖尿病の方など。

このような部位などの時は、PETだけではなく、
他の方法も併用することで、それぞれの不得意なところを補い合う事で、早期発見につながります。

中でも、PET−CTと呼ばれるものがあります。
これはPETの性能と、CTを併せ持ったもので、
PET単体よりも見やすく精度の高い検査を受けることが出来ます。
さらにPETとCT検査を一緒に行う事で時間の短縮や、
画像を重ねることでよりきちんとした場所が断定しやすくなるということです。

また、PETだけでは判別が間際らしいようなことがあっても、
別の検査を受けていれば、診断が可能になります。
そして審査が終わるとすぐに画像を見て診断が始まります。
万が一FDGが不十分により鮮明にうつらなかったとしても、
間をおくことによって薬剤が全身にいきわたってから再度検査が可能になります。

希望によっては、その日のうちに診断してくださった担当医師に、
実際の画像を見ながら説明をしていただくことも可能です。

PETを含め、いずれの検査方法も得意なものと不得意なものがあります、
それらを部位などによって使い分け、よりよい検査を受けることが必要になってきます。

そして最も注意していただきたいのは、がん検診の中には、使用できない方もいるということです。
妊娠初期の方、妊娠中の方、心臓ペースをつけている方、
金属の機器が体内にある方などは検査できないことがありますので、
必ず確認のうえ検査を受けるようにしてください。

そして生活習慣としての最大のがんの原因は「タバコ」と「食事」です。
がんは遺伝子の変異によって起こるものです。
それは生活習慣病なども影響しています。

がん予防のためにも生活習慣の改善、禁煙などががん予防にもつながる、ということです。
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